話を聞いたのは、西隆志さん(エンタメ事業部・左)、森脇由利子(メディアPR事業部・中)、大久保志穂さん(本部・右)、の3人。
同社の特徴と、現在募集している新メンバーへの期待を話してもらった。
インタビュー
異色のPR会社・未完。どんなメンバーが活躍しているのか?

昨年3月に設立された「株式会社未完」(渋谷区千駄ヶ谷)は、アパレル事業、プロダクション事業、企画PR事業を手がける総合PR会社だ。元々、アパレル事業とPR事業を軸としてスタートした会社だが、近年はファッションバイヤーのMB氏、SKE48の須田亜香里氏がMCのテレビ番組「Why not?〜私たちの働き方〜」(BS12)も手掛けている。
現在、急成長中の同社の強みは何か。
今回、初めて未完の内部スタッフの声を集めることができた。


Q. それぞれ部署の普段の業務内容を教えてください。
大久保:本部は請求書や契約書の作成などの経理などのバックオフィス全般です。いま本部メンバーは私一人なんですが、社内と外部の税理士さんや弁護士の先生との窓口的な役割も多く、人事や総務も兼ねています。
西:私の部署はテレビの番組制作に携わる部署で、ファッション情報バラエティ『MBの俺のドラ1』と、ビジネスドキュメンタリー番組『why not?~私たちの働き方~』の制作に携わっています。メディアPR事業部と協力しつつ、企画やキャスティングなどの業務がメインですね。
森脇:メディアPR事業部は営業チームで、クライアント企業さんとの窓口になります。大阪と東京で合わせて10人ほどメンバーがいて、クライアント企業さんと関係構築して、テレビ番組やCM、雑誌といった商材のご提案をしています。
Q. 一言で言うと「未完」ってどんな会社でしょうか。
西:第一印象として職場の雰囲気が良いなと。ただユルイわけではないんですが、カジュアルに働ける雰囲気ですね。
大久保:年代的にも20代のメンバーが多く比較的若い会社なので。人数もそこまで多くないので距離感は近いとは思いますね。
西:僕のところは社内でも少し特殊な部署ですが、他の部署とのやりとりも多く、代表とも二人で話す機会もあって、他の部署の情報も結構入ってきます。
森脇:他部署とも仲が良く、ランチとか一緒に行きますね。

Q. どういった経歴の社員さんが多いんでしょうか。
大久保:ほぼ中途で社会人経験はうちが始めてという人も多いです。経歴もさまざまですね。
西:僕はもともと太田プロという事務所で芸人やっていて。ここが最初の会社です。
大久保:営業チームにも吉本の元芸人さんがいたり、漫画家のアシスタントしていた人もいたり。うちは副業OKなので、自分で起業している人やフリーランスで仕事している人もいます。
森脇:独立志向が強い方が多いですね。
大久保:在宅や週3休・週2休など働き方も選べるので、アグレッシブな人が多いのかなと。給与は段階つけて公平なかたちに調整しています。

Q. 仕事の醍醐味はなんでしょうか?
森脇:私の部署はいろんな会社の社長さんなどとお話しする機会が多く、起業のきっかけなどをうかがうと刺激的ですね。人と関わる機会が他の部署に比べても多いので。
西:うちもいろんな世界の人とお会いする機会が多い点は営業チームと同じで。自分の名前がテレビに載ることもあり、テレビという大きなメディアで自分が携わったコンテンツが多くの人に見てもらえるのでやりがいは感じやすいかなと。
大久保:私は事務的な作業がメインで、目標を持って達成するということがしにくい部署ではありますが、他部署の要望や相談にスムーズに対応できたら、メンバーからも感謝される。やりがいとしてはそこが大きいです。
Q. 大久保さんはお一人でバックオフィスを担ってきたとのことですが、お二人の部署はどんな方が多いですか?
西:私も含めて2人の部署ですが、困ったときはすぐ助けてくれますし、ただ優しいだけではなく仕事には厳しい面もあり、本当に成長させてもらっているなと実感します。
森脇:営業はタスクを個々で抱えるのではなく、積極的に声がけして、共有する文化があって。営業なので期日や数字はありますが、メンバー同士でカバーするのが当たり前にできるチームです。

Q. 未完ではどんな方が活躍できそうですか?
森脇:やはり営業の場合は人と関わることが好きな方が向いているかなと。
西:営業と重なる部分もありますが、ポジティブ思考が一番大切かもしれません。
大久保:確かに臨機応変な対応できて、前向きに楽しめることは大事ですね。一日のルーティンがきっちり決まっている会社も多いと思うんですが、うちは1から10まで杓子定規にきっちり決まっている会社ではないので。良くも悪くもベンチャーの特徴かもしれませんが。

Q. 実際に入社されて最初のイメージとのギャップはありましたか?
西さん:制作会社さんに比べたら圧倒的に働きやすいのは間違いないです。逆にADみたいなイメージでガッツリとテレビをやりたい方は物足りないかも。撮影や編集を行うディレクターポジションではなく、キャスティングやプロデュース業務が主なので。地味な仕事も多いので、「タレントさんが好きでテレビやりたい!」って感じで、やりがい求めるとギャップは大きいと思います。
大久保:よく番組制作会社と間違われますが、うちはメディアPR会社としてクライアントの要望の実現のために提案を行う会社なので。取りまとめ役がメインですよね。
森脇:私はもともと広告代理店などPRの仕事に興味があり、入社前は激務も覚悟して入ったんですけど、普通に定時で帰れています。営業は個人プレーのイメージですが、積極的にカバーし合えるので、本当に遅いときでも1時間残業するくらい。働きやすくて、そこは本当にいいギャップでした。
西:制作チームは撮影前だと夜遅い日も朝早い日もありますが、落ち着いた時は土日働いた分、平日に休んだりして、うまく調整できます。

Q. 外部の取引先さんからは未完さんという会社はなんと言われますか?
大久保:「なんでもやっていますね」と言われることが多いですね。
森脇:確かに。CMや雑誌、SNSなど幅広く提案できる会社なので、未完に頼めばなんとかなるということを打ち出しているので。クライアント企業さんの課題に応じて、なんでも提供しています。
Q. あえて聞きますが、今後、社内で改善していきたいことは?
大久保さん:掃除したい、物理的に(笑)。
西さん:確かにエンタメ事業部で撮影の備品が増えているので、整理整頓ができる人欲しいですね(笑)。
大久保さん:あとわかりやすい業務マニュアルを用意していきたいなと。ビジネスチャットのグループで気軽に提案し合える反面、そこで社内ルールが決まっていくと、今後入社された方が戸惑うことも増えてくると思うので。ある程度マニュアル化はしていきたいです。

そんな株式会社未完は、現在、下記の職種で新たなメンバーを募集している。異色のPR会社で活躍した人は、ぜひ勇気を持って扉を叩いてほしい。
(1)企画営業・PR戦略スタッフ
(2)バックオフィススタッフ(広報・総務・財務経理・人事)
(3)WEBマーケティング・広告運用スタッフ
(4)WEBクリエイター・コーディングスタッフ
(5)動画編集・撮影スタッフ
(6)タレントマネージャー
(7)番組制作スタッフ